若い人とコミュニケーションを取るコツとは

若い人とコミュニケーション

若い世代とコミュニケーションをとりたい

定年後、まだまだ働けるからと就職先やアルバイト先を探していってみたら若い世代ばかりで、話も合わず結局辞めてしまったという人もいますし、趣味の世界で若い人ばかりの教室で興味があるけれど場違いという気がして結局行かなくなってしまったという話も聞きます。

若い世代とうまくコミュニケーションをとるという事は、働くうえでも趣味を楽しむうえでも大切なことですし、家族楽しくやっていくという事でも重要なことでしょう。

まずは笑顔で

自分が初めて会話する人と対応するときを考えてみます。
絶対に苦虫をかみつぶしたような難しい顔の人に話しかけようと思いませんし、何か深く考えているような顔をしていれば近寄りがたく感じます。
でも笑顔の方がいれば、この人なら話ができるかもしれないと話しかけられますし、笑顔の人なら何となく、こちらの会話も聞いてくれそうな気がするものです。

コミュニケーションの第一歩は笑顔と心得ておきましょう。
ニコニコといつでも朗らかにしていることで、きっと若い世代も話替えてくれるでしょうし、近寄りがたいとは思ないでしょう。

相手のことをまず聞く

年齢を重ねると、人と話す機会が少なくなり、自分の話ばかりしたがるという方も多くなりますが、若い人とコミュニケーションをしっかり取りたいという場合には、まず相手の話をよく聞くという事を心がけます。

若い世代も悩みを持っていますし、頭にきたことや、ほかの人にわかってほしいと思うことなど、色々な思いを持っています。
その人の話を聞いてあげることでこの人なら自分のことをわかってくれるのかもしれないと思うものですし、年齢が上の人で話しやすい人がいれば、相談しやすい人として何かあれば話をしてくれるようになっていくのです。

相手の方が「○○さんはどうなの?」と聞いてきたら少し「僕はこういう感じかな」とか「私はこうね」と話すくらいで、相手の話をしっかり聞いて自分のことはそれほど相手に伝わらなくてもいいというスタンスでいるといいでしょう。

全面否定は良くない

すごく仲良くなった若い世代の子が明らかに間違ったことを言っていると思うときには、否定してもいいと思いますが、お互いに信頼し合っていない状態でそれは良くないと否定すれば、その人に話しかけようと思わなくなります。

そういう考えもあるんだな、そうかそういう事か、若いのにいろいろ考えているんだねというように否定ではなく認める、納得する言葉を伝えると、この人に話してみてよかったと相手が感じられるのではないでしょうか。

真っ向から否定したり、人生経験が長い人の話を聞きなさいと命令口調でいえば、若い人は近寄ってくることもなくなります。
相手のことをよく考えて、お孫さんに接するような気持ちを持てばうまくコミュニケーションが取れるのでは?と感じます。